村上春樹の解説書と研究書

『村上春樹 イエローページ』加藤典洋(幻冬舎文庫)

村上春樹作品を「不動産鑑定士のように」詳細に読み込んで、作品の構造、キーになる概念やアイテム、謎の部分、背後にあるものを解き明かす。1では著名な「鼠幽霊説」が述べられている。

『村上春樹は、むずかしい』加藤典洋(岩波新書)

村上春樹作品の文学的達成や新しさはどこにあるのか?『1Q84』までの作品を時代背景や文学状況、またヒントとなる思想、物語の構造などを踏まえてわかりやすく分析する。

『村上春樹論集 Murakami Haruki study books』加藤典洋(若草書房)

『ふたりの村上』吉本隆明(論創社)

戦前から文学を読んできた著者が、ある種異端だという意味を含めて日本を象徴する作家となった村上春樹と村上龍とその本質と魅力、そして現代をまともに正面突破で論じていく。

『謎とき 村上春樹』石原千秋(光文社新書)

『風の歌を聴け』から『ノルウェイの森』まで物語の深層にある意味や謎の部分を豊富な知識によって解き明かしていく。

『村上春樹12の長編小説 1979年に開かれた「僕」の戦線』福田和也(廣済堂出版)

福田和也氏によるポエティックな村上春樹レヴュー。

『村上春樹を読みつくす』小山鉄郎(講談社現代新書)

『もういちど村上春樹にご用心』内田樹(文春文庫)

『1冊でわかる村上春樹』村上春樹を読み解く会、神山睦美(KADOKAWA, 中経出版)

『ユリイカ2000年3月臨時増刊号 総特集=村上春樹を読む』川本三郎、鈴村和成、宮脇俊文(青土社)

『ユリイカ2011年1月臨時増刊号 総特集=村上春樹 『1Q84』へ至るまで、そしてこれから』福田和也、斎藤環、市川真人(青土社)

村上春樹の文学論とエッセイ

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